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新型コロナウイルスの衝撃
世界保健機関（WHO）の緊急委員会は、１月31日未明（日本時間）、中華人民共和国湖北省武漢市における新型コロナウイルス関連肺炎の発生状況が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態（PHEIC: Public Health Emergency of International Concern）」には該当すると発表しました。
その後、日本でも2020年4月6日に当時の安倍首相により緊急事態宣言が発表されました。
竹と新型コロナウイルス
それからは今日に至るまで私たちの生活に大きな変化を与えて続けています。
緊急事態宣言当時、世界中は新型コロナウイルスに有効なワクチンの開発に取り組んでいました。
しかし、なかなか効果のあるものは少なく、やっと開発されたワクチンも実用化にはとても時間がかかる状況でした。
そんなとき、あるニュースが日本中を駆け巡ります。
それは「⽵抽出物に新型コロナウイルスの不活化効果が認められる」というものでした。
竹の工房
私たちの工房がある大阪府吹田市は大阪万博の開発で有名になったように竹に縁のある地域です。
佐竹台や竹見台などの地名はそのなごりです。
その景観は「21世紀に残したい日本の自然100選」や「大阪みどりの百選」にも選ばれています。
認識の低い竹の効果
竹は日本古来の素材であり、抗菌・防カビ・抗ウイルス効果があります。
また、素材しても軽量、高強度、育成が早いなどの特徴があります。
これらについてより多くの方に知ってもらい、活用してもらえる機会を提供したいと考えました。
素材としての竹
コロナ禍のあと、パンデミックへの対応は人類にとって常時対応すべきものとなりました。
また、大量かつ多種の食品添加物・化合物やナイロン袋、プラスチックなど人工素材に溢れる現代の世の中において、
人体、そして、地球にやさしい自然素材の価値は高まっている現状があります。
日本文化に貢献したい
昔から続く日本人の生活文化を発展させつつ、
新しい形のライフスタイルへの対応を提案することで、
日本文化の伝統の継承とさらなる発展に貢献したいと考えました。
